HOME川崎重工労働組合とは中央執行委員長メッセージ

中央執行委員長メッセージ

学びと交流を力に、組織強化への歩みを進める

中央執行委員長 多禰 貴之

7月の第108回安全衛生強化月間は、7月1日の早朝ビラ配布による啓発活動からスタートしました。期間中の災害件数は休業1件・不休業災害4件となり、強化月間中の無災害達成には至りませんでした。

今年の夏は酷暑日が続き、その連続日数が過去最高を更新するなど、暑さによる集中力の低下も要因の一つであったと感じています。そのような状況のなか、各職場で熱中症対策をはじめとする安全衛生対策に取り組んでいただいていることに、心より敬意を表します。

さて、7月3日にはグループ労連の国内研修を、羽田イノベーションシティ内にある川崎重工グループの新たなソーシャルイノベーション共創拠点「CO-CREATION PARK KAWARUBA」にて開催しました。

当日は、加盟組合14組織37名の参加者に加え、「村田きょうこ参議院議員」ならびに「郡山りょう参議院議員」にもご参加いただき、川崎重工グループが社会課題の解決に挑戦するさまざまな取り組みを視察しました。

また、会社側との意見交換では、両参議院議員より水素社会の実現やフィジカルAIへの期待をはじめ、産官学連携の重要性や企業間交流の発展について幅広い議論が行われ、参加者にとって見識を深める貴重な機会となりました。

川崎重工グループの参加者の写真

翌日は、日本飛行機株式会社様を訪問し、安全研修として江藤副部長による「安全衛生担当者研修会」を実施しました。私自身が率直に感じたことは、「安全は特別な活動ではなく、5Sをはじめとする日常の基本行動の徹底から始まる」ということでした。改めて安全活動の原点を学ぶ機会となりました。

加えて、7月7日には兵庫工場においても、戸谷課長による「川重グループ労連工場相互安全衛生研修会」を実施しました。災害防止のためには設備やルールの整備だけでなく、一人ひとりの危険感受性を高め、基本動作や安全確認を愚直に実践することが重要であることを学びました。

両研修会で得られた学びを、参加された皆さんがそれぞれの組織へ持ち帰り、安全衛生活動のさらなる充実につなげていただくことを期待しています。

一方、7月10日には川﨑油工様を訪問させていただきました。

構内の安全掲示板には無災害継続記録3,319日と表示されており、9年を超える無災害継続に大変驚かされました。また、工場見学を通じて特に印象的だったのは、2S(整理・整頓)の徹底です。これは不安全状態の撲滅や不安全行動の抑制につながり、その結果として無災害が継続していることを実感しました。

さらに同日の午後には、日立建機播州工場様を訪問させていただきました。

2015年10月に川崎重工から資本が分かれて約10年が経過しますが、新社屋には社員の憩いの場となる食堂が整備されていたほか、構内ではフォークリフトによる運搬をほとんど見かけず、自動搬送設備によって工場間の物流が無人化されていました。その先進的な取り組みに大変驚くとともに、創意工夫によって可能性は無限に広がることを実感しました。

また、7月27日には、島津労働組合様ならびにシスメックスユニオン様に、「村田きょうこ参議院議員」のご紹介により川重労組までお越しいただき、「一時金から給与へのリバランス」をテーマに意見交換会を開催しました。

当日は、制度改正に関する意見交換に加え、各労働組合の日常活動についても幅広く情報交換を行いました。催しの企画方法や組合員との関わり方など、私たちにはない発想や工夫、そして行動力に触れることができ、大変刺激を受けました。

川重労組においても、この一年間、さまざまな活動の見直しを進めてきましたが、他労組の取り組みを学ぶことで、新たな「職場に根差した活動」の可能性を改めて感じる機会となりました。 このような貴重な機会をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。

島津労働組合様とシスメックスユニオン様

第28期前期が始まって11カ月が経過しましたが、今後も組織強化につながる活動を一つひとつ着実に積み重ねてまいります。

引き続き、労働組合活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

ご安全に