中央執行委員長メッセージ
健康の秋に寄せて
中央執行委員長 多禰 貴之
皆さん、ご安全に。
秋も深まり、過ごしやすい季節となりました。スポーツや行楽を楽しむ機会も増えるこの時期は、心身の健康について改めて考える良い機会でもあります。
さて、10月3日に川重グループ労連第50回大会が開催され、活動方針をはじめとするすべての議案について、満場一致で可決・決定されました。
半世紀にわたる歴史の中で様々な変化がありましたが、とりわけ組織人員については、1998年以降の加盟組織減少により一時は15,661名まで縮小したものの、その後は着実に組織の拡大を続けてきました。
さらに昨年、日本飛行機労働組合の皆さんが新たに仲間に加わったことで、本年度は2万人を超える組織へと成長しています。
この大きな連帯の力を活かしながら、川崎重工グループで働くすべての仲間の幸せの実現に向け、今後も力を合わせて取り組んでまいります。
また、10月15日の川崎重工創立記念日に、本年は創立130周年という大きな節目を迎えました。
当日は、新神戸の徳光院において物故者慰霊祭が執り行われ、労働組合を代表して追悼の辞を述べさせていただきました。
先人たちが築き上げてきた歴史に思いを馳せるとともに、橋本社長と共に「命と健康を守る」という変わることのない使命を改めて共有する機会となりました。
その後の記念行事では、国立西洋美術館館長の田中正之様より、「芸術と技術は本来一つのものであり、英語ではともに“ART”として表現される」とのお話がありました。
川崎重工が130年にわたり培ってきたものづくりもまた、高度な技術であると同時に、人の知恵や感性が息づく“芸術”なのだと感じた次第です。
さらに橋本社長からは、鉄道車両、航空機、船舶、モーターサイクルなど、多彩な製品を社会へ送り出していること、そしてそれを支える一人ひとりが誇りを持って仕事に向き合っていることが紹介されました。
創業者である川崎正蔵さんが掲げた「そのわざを通じて国家社会に奉仕する」という理念は、130年を経た今も脈々と受け継がれており、その歴史の重みを改めて実感しました。
一方、労働組合では、より身近で利用しやすい組合活動の実現に向けた取り組みも進めています。
これまで労組ニュースのペーパーレス化を進める中で、希望される方への紙媒体配布を継続しつつ、ホームページやSharePointでの閲覧を推進してきました。
その結果、発行部数を約1万部削減することができました。
そして、このコスト削減効果を活用し、多くの皆さんから要望をいただいていた「労組アプリ」の導入・運用を11月9日より開始することとしました。
アプリでは各種手続きをオンラインで行えるほか、労組ニュースや行事案内などの情報もタイムリーに確認できるようになります。
今後も利便性向上を図りながら、さらなる組合員サービスの充実につなげていきたいと考えています。
なお、登録促進に向けたプレゼントキャンペーンも実施していきますので、ぜひこの機会にご登録いただき、ご活用いただければ幸いです。
川崎重工の130年の歩みは、次の時代へ向けた新たなスタートでもあります。
労働組合としても、仲間の健康と安全を活動の基盤に据えながら、職場に根差した活動のさらなる充実と再構築を進めてまいります。
今後とも皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
ご安全に。