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中央執行委員長メッセージ

健康の秋に寄せて

中央執行委員長 多禰 貴之

10月は、月初から中旬にかけて最高気温が25〜31℃と、夏の名残を感じさせる暖かさが続きましたが、下旬には20℃前後まで下がり、秋の深まりを実感できる陽気となりました。
 なお、気象庁ではこれまで、最高気温が30℃以上を「真夏日」、35℃以上を「猛暑日」としていましたが、近年の気温上昇を受けて、40℃以上の日を指す新たな名称の検討が始まったとのことです。

さて、残暑の名残が感じられた10月4日(土)には、川重グループ労連の第49回大会が開催され、新役員体制が発足しました。加えて、グループ関係会社である日本飛行機労働組合の加盟が実現し、長年の念願が叶いました。
 新たな仲間を迎えたこの機運を大切に、今後も連帯の力を結集し、川崎重工グループに働くすべての仲間の幸せをより一層推進してまいります。

また、AP24(春闘)において労組側から課題として提示していた「生産職の評価制度」については、昨年8月に実施したアンケート結果を踏まえ、計4回の検討委員会を経て、10月6日(月)に会社より「生産職人事制度の見直し」について提案がありました。
 制度の詳細につきましては、職場の声を踏まえながら会社との協議を進めてまいりますので、労組ニュースにてご確認いただければ幸いです。

さらに、10月14日(火)には神戸工場で執り行われた潜水艦の“命名式・進水式”に参加させていただきました。日の丸と川崎重工の社章(リバーマーク)が紅白の垂れ幕と一体となって迫力ある潜水艦“そうげい”を彩り、自衛隊吹奏楽による演奏とともにゆっくりと滑りながら堂々と進水する姿には、深い感動を覚えました。ご対応いただいた皆様に、心より敬意を表します。

物故者慰霊祭の様子

 そして翌15日(水)には、川崎家の菩提寺として1907年9月に創開された新神戸の徳光院にて物故者慰霊祭が執り行われ、労組を代表して追悼の辞を述べさせていただきました。橋本社長と共に、労使が一体となって「命と健康を守る」ことの重要性を改めて誓い合う機会となりました。
 祭典後には住職よりお寺の創建の歴史もご紹介いただき、創立129周年を迎えた記念日に、川崎重工業の歩みを改めて感じるひとときとなりました。

11月につきましても職場に根差した活動のさらなる推進に向けて、活動の再構築を進めてまいります。今後とも、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ご安全に