中央執行委員長メッセージ
新入社員のみなさん ご安全に
労働組合の活動紹介です。

労働条件改善(AP25春の労使交渉)の取り組み
私たちを取り巻く課題は、AP23そしてAP24に引き続き、『生活の質と量の維持・向上』と『労働人口減少社会での人財の確保・定着』でした。2022年から物価の上昇が続いており、特に生活必需品の価格が上がっています。これに対し、労働組合は「生活の質と量を向上」させることが重要だと主張し、会社にもこれを理解いただきました。
この物価の高騰に対し、AP23は「起点」、AP24は「加速」、そしてAP25は「定着」として、賃金と物価の好循環を目指しています。
労使交渉の結果、賃金改善一人平均15,000円の満額回答を引き出しました。これは、組合員の生活の安心・安定に寄与し、企業・産業、日本経済全体の好循環に繋がります。
また、カワサキモータースの一時金の回答も労組要求どおりとなり、組合員の期待に応える内容となっています。
安全の取り組み
昨年は重大災害1件、休業災害14件、不休業災害39件の合計54件の災害が発生しました。今年も3月31日時点で16件の災害(休業災害8件、不休業災害8件)が発生しています。特に、機械・設備に関する災害が多く、これを防ぐためにリスクアセスメントの実行と安全な職場環境の整備が必要です。はさまれ・巻き込まれ災害は、機械・設備の構造を十分理解していなかったことが原因と考えられます。作業者は異常を認めた場合、管理監督者に報告し、対処する必要があります。
過去の災害を教訓とし、リスクアセスメントの実行とあわせて、安全で安心な職場環境づくりを進めていきましょう。
政策実現の取り組み強化
産業・企業の枠組みを超えた課題解決、働く者の雇用と生活の安心・安定による組合員とその家族の幸せ追求を進める労働運動にとって、政策実現活動は重要な取り組みの一つです。産業政策、政策・制度などを実現させるため「村田きょうこ」参議院議員が労働者の声を国会で代弁してくれています。村田議員は、食事の現物支給の非課税限度額の引き上げや通勤手当の社会保険料負担の問題など、労働者の視点に立った発言を国会で行っています。エネルギー政策や防衛安全保障についても現実路線に向き合った対応をしています。
しかし、村田議員一人の力で全ての政策を前進させることは困難です。労働政策や制度の実現に向けて、組織推薦した「郡山りょう」氏を国会に送り、労働者の声を届けることを目指し理解定着活動に取り組んでいます。
地域における政策実現活動には、伊藤議員、吉岡議員、川内議員が取り組んでいます。「吉岡けん」氏は各務原市議会議員選挙で8位当選を果たす事ができました。
ご安全に