中央執行委員長メッセージ
安全と協働の師走に寄せて
師走を迎え、街にはイルミネーションが輝き、年の瀬を感じる季節となりました。寒さも一段と厳しくなり、体調管理が難しい時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この一年を振り返りながら、第28期がスタートして3カ月、11月も秋が深まる中、11月5日に岐阜支部で期初オルグを実施しました。事業所視察では、村上基幹職のご案内で岐阜工場の安全道場を見学し、「不安全状態と不安全行動が接触すると必ず災害が起きる」との説明に加え、3H(初めて・変更・久しぶり)への注意の重要性も強調されました。私自身、事故や災害防止の基本を改めて深く感じました。
この考え方は労組業務にも通じます。机上の2Sが乱れ、忙しさが増すとミスが起きやすくなります。身の回りを整え、丁寧な活動を心がけたいと感じました。
また、11月15日には川重グループ労連の第1回代表者会議後に役員研修会を開催し、富士社会教育センターの土屋講師から「労働組合の基本的な活動」を学びました。「一人ではなしえない」「協同の課題」「みんなで集まって解決する」という理念を再認識しました。
さらに、11月26日には関東支部で期初オルグを実施しました。アーステクニカ八千代工場では、SDGsへの取り組みの一環としてEV通勤バスが導入されていることを確認しました。加えて、川崎重工が新たなソーシャルイノベーション共創拠点として羽田イノベーションシティに開設した「KAWARUBA」を視察し、関東支部が活動する拠点を把握しました。こうした現場の取り組みを通じて、持続可能な社会づくりに向けた企業の姿勢を改めて認識しました。
12月4日には基幹労連・AP討論集会を開催し、今次取り組みにおける賃金改善の要求額が決定します。重要な節目となりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
年末に向けて慌ただしくなる中、乾燥や暖房の使用により火災の危険も高まります。職場でも家庭でも、火の元の確認を徹底し、安全な環境づくりを心がけましょう。
12月につきましても職場に根差した活動のさらなる推進に向けて、活動の再構築を進めてまいります。引き続き、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご安全に